物流業界総合職はきついからやめとけ?きつい理由と上位4社の待遇!

疲れ 新卒の就職 

物流業界はやめとけと言われた。
待遇が悪いの?

物流業界は何がきついんだろう?

物流業界に興味があるのであれば、物流業界の何がきついのか、なぜやめとけと言われるのか気になりますよね。

就職するのであれば、業界のデメリットを知っておかなければ、後々後悔することになってしまいます。

本記事では、物流業界に新卒で入社し、6年半働いた私が、物流業界のきつい点や、やめとけと言われる理由を解説していきます!

物流業界で勤務経験がある私だから分かることを暴露します。

メリット・デメリットだけでなく、企業の待遇もご紹介していきます。
最後まで読めば、自分に合う業界かどうかが分かりますよ!

本記事で分かること

・物流業界はやめとけと言われる理由
・物流業界のメリット・デメリット
・物流企業上位5社の待遇や安定性
自分が物流業界に合うかどうか

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物流業界総合職はきついからやめとけと言われる理由

物流業界総合職は、どういった部分できついと言われるのでしょうか。

やめとけと言われるほどのものなのでしょうか。

主に物流業界のデメリットは4つありますので、「自分は耐えられるか」と想像しながら読んでみてくださいね。

なお物流業界の就職偏差値ランキングが気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

残業が長い

物流業界は、残業が長い傾向にあります。

doda公式サイトによると、物流業界の残業時間の長さは教育系・建築系・人材系に次いで4位です。

また残業時間が長い人ほど仕事をしているという、物流業界での歪んだ評価基準のようなものも蔓延している傾向にあります。

定時でスパッと帰りたい人は、物流業界はあまり向いていないかもしれません。

給料が低い

物流業界は、給料が低い傾向にあります。

特に基本給が低く設定されている場合が多く、残業代で人並みに稼ぐという従業員が多いのが物流業界です。

とは言え、企業によって本当にピンキリで、40代で年収1000万円を超える物流企業があるのも事実です。

物流業界の中でも特に「海運企業」「財閥倉庫」の年収は圧倒的に高く、就活生には人気となっています。

海運企業と財閥倉庫についての記事はこちらになりますので、気になる方は参考にしてみてくださいね!

体力仕事をさせられる時がある

物流総合職として入社したにも関わらず、人手が足りない場合は現場に駆り出され、現場作業をしなければならないことがあります。

慣れない作業をした後で、自分の事務仕事を片付けるというのは、憂鬱なものです。

いつも現場に駆り出されるわけではありませんが、繁忙期は駆り出されることが多い傾向にあります。

綺麗なスーツを着て、ずっとオフィスで仕事をしたい人にとっては、苦痛になるかもしれませんね。

オフィスが綺麗ではない

物流総合職として就職しても、最初は物流倉庫に配属されることが多いです。

倉庫付近やトラックが多く走る中での仕事となるため、オフィスが綺麗なことはほぼないと思っておきましょう。

高いビル群の綺麗なオフィスで仕事をしたいという方は、向いていないかもしれません。

物流業界のメリット

拳

きついと言われたり、やめとけと言われる理由を色々と書いてしまいましたが、物流業界にも当然メリットはあります。

実際私が物流業界へ新卒で就職した理由は、これらのメリットがあったからでした。

大きなメリットを3つに絞ってご紹介していきます!

営業ノルマがない

物流業界には、ほとんどと言っていいほどノルマがありません。

総合職での就職となると、営業職が多いため、営業をしたくない就活生にとっては悩みの種かと思います。

その点物流業界は営業行為がほとんどなく、ノルマもほぼありません。

もちろんどの企業も営業部はあると思いますが、新規開拓というよりも、既存顧客のフォローといった立場です。

そのため、営業がどうしても苦手という私のような人にとっては、物流業界は候補に入れてもいいかもしれません。

物流業界自体なくなることがない

物流業界は、皆さんが定年するまでになくなる可能性は0と言っていいでしょう。

むしろ昨今、ドライバー不足や2024年問題が叫ばれており、需要は増してきています。

今まで日の目を浴びなかった物流業界は、最近になって注目度が増してきています。

運賃の値上げも各企業が行い始め、従業員の待遇が改善する可能性も出てきました。

物流業界自体なくなる可能性は0ですから、安定性を求めるのであれば、物流業界はかなり優良といえるでしょう。

現場作業が楽しい

これは人によっても大きく変わってくるかもしれませんが、現場での作業は案外楽しい時もあります。

事務所でワイワイ話すことはありませんが、現場は定期的な休憩時間があるので、ワイワイと話すこともできます。

体を動かして働くのも苦ではない人であれば、たまに現場に出て作業をするのは、いい気分転換になり、むしろ仕事が捗るかもしれませんね。

 

物流業界に興味を持てた方は、ぜひ「物流企業の面接官が選ぶ、物流業界の選考で有利になる無料サイト3選」の記事も参考にしてみてください!

合格率アップ間違いなしの無料サイトばかりをご紹介してあります!

物流業界トップ4社の待遇

年収(40代)有給取得率売上高営業利益率自己資本比率就職難易度
日本通運800万35%1兆7632億3.9%39%C+
ヤマト運輸800万60%1兆7936億4.3%54%C
佐川急便600万40%1兆450億9.8%53.8%F
日立物流850万60%7003億4.1%21.5%B+

こちらは物流業界での売上高トップ4社の待遇と安定性を表にしてあります。

表は売上高が高い順になっています。

営業利益率・自己資本比率の説明は下記の通りです。

営業利益率とは

売上高に対して、本業で出せた利益の比率。
率が高いほど経営の上手さや安定感があると言える。
物流企業平均は約6%(経済産業省調べ)

自己資本比率とは

会社の資本のうち、返済不要な資本の比率。
率が高いほど資金潤沢で、倒産率が低いと言える。
40%以上:優良
11〜39%:普通
10%以下:危険

営業利益率と自己資本比率は、会社の経営状態や安定度を表すものになります。

売上高が高い=待遇がいいとは限らない

表を見ると分かると思いますが、「売上高が高い=待遇がいい・難易度が高い」とは言えないのが分かると思います。

いい企業に入るために、売上高が高いところを片っ端から攻めるのは間違いです。

いい企業と思って入社したけど、思ったのと違う・・・。
ちゃんと調べて入社すればよかった・・・。

こうならないように、自分に合った企業を探す努力を怠らないようにしましょう。

効率よく自分に合った企業を探す方法は、「物流企業の面接官が選ぶ、物流業界の選考で有利になる無料サイト3選」で詳しくご紹介してあります。

有益な無料サイトのみをご紹介しているので、参考にしてくださいね。

就活ツールはできる限り活用し、自分の力だけで解決しようとすることはやめましょう。

まとめ

物流業界のメリット・デメリットはいかがだったでしょうか。

物流業界はやめとけと言われるかもしれませんが、どの業界にもメリットデメリットはあるもの。

それよりも、どんな企業が自分に興味を持ってくれるのか、自分はどんな企業に興味があるのかを知るようにしましょう。

なお物流業界売上高トップ4の日本通運・日立物流については詳しく解説している記事がありますので、参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!