山九総合職は潰れるからやばい?強みや評判は?就職難易度もご紹介!

倉庫 新卒の就職 

山九はやばいって聞くけど、実際どうなの?
評判は悪い?

山九の年収や就職難易度は?
潰れるリスクがある?

山九株式会社は創業から100年、従業員数1万人超えの大企業です。

そんな山九ですが、やばいといった悪い評判が流れ、気になっている就活生も多いのではないでしょうか。

そこで、山九の企業安定度や、やばいといった噂が流れる理由を解説していきます。

山九の潰れるリスク・やばいと言われる理由・就職難易度が分かる記事になっています!

各物流企業にツテのある私が、どんどん暴露していきます!

本記事で分かること

・山九の評判が悪い理由
・山九の就職難易度や年収・待遇
・どんな人が山九に合うのか

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山九は潰れるからやばい?

山九が潰れるリスクというのはどれほどなのでしょうか?

こちらの表を元に見ていきましょう。

売上高営業利益率自己資本比率平均年収有給取得率就職難易度
山九5,538億6.2%53.2%600万40%B

年収は、有価証券報告書記載の平均年収です。

また営業利益率と自己資本比率は、下記説明の通りです。

営業利益率とは

売上高に対して、本業で出せた利益の比率。
率が高いほど経営の上手さや安定感があると言える。
物流企業平均は約6%

自己資本比率とは

会社の資本のうち、返済不要な資本の比率。
率が高いほど資金潤沢で、倒産率が低いと言える。
40%以上:優良
11〜39%:普通
10%以下:危険

営業利益率と自己資本比率は、会社の経営状態や安定度を表すものになります。

潰れるほどのリスクはない

営業比率は物流業界の平均値であるため、標準くらいの経営の上手さといえますね。

自己資本比率としては、優秀な枠と言われる39%を大きく上回っています。

企業としての借金が少ないといえるということですね。

ここ4年ほど同じような営業比率・自己資本比率のため、安定的に平均以上の数値を出しています。

つまり潰れるといった噂は噂に過ぎず、しっかり安定した物流企業であるといえます。

独自の強みがある

山九が一番利益を上げており、強みと言えるのが「プラントエンジニアリング事業」です。

プラントエンジニアリングとは、工場の企画設計や建設・施工管理といった業務のことです。

つまり、「工場の建設」といえる部分で一番利益を上げており、得意分野としています。

さらに、工場が出来上がり、そこから先の物流業務まで引き受けるだけの物流への知識も持ち合わせています。

工場の立ち上げから、その先の保管・出荷といったことまで全て山九で請け負えるという、大きな強みを持っているわけですね。

物流業界の中でもプラントに強みを持つ企業は無く、山九唯一の強みとも言える部分です。

差別化が難しく価格競争に陥りがちな物流業界にとって、この強みは大きな利点となっています。

山九がやばいと言われる本当の理由

山九は、経営状態的には「やばい」わけではないことを分かっていただけたと思います。

じゃあ一体何がやばいの?

結論から先に言ってしまうと、山九がやばいと言われる理由は「社風」です。

山九独特の社風に合わない人にとっては、ただのやばいブラック企業となってしまいます。

そのため、山九はやばいだとか、悪い評判が噂されてしまうのです。

では、山九が一体どんなやばい社風なのか、解説していきます。

体育会系気質な企業

山九は、物流業界の中でもかなりの体育会系気質です。

ガッツと元気がないと怒られることもあり、大きい声で返事することを求められます。

若いうちは誰より早く出社し、元気に上司たちを出迎えるくらいの気持ちがなければ、上司達に気に入ってもらうことが出来ず、居心地が悪くなってしまいます。

体育会系でこういったことに慣れている人であれば問題ないですが、そんなことやってられないと思う人は全く合わない企業でしょう。

付き合いが多い

飲み会やゴルフといった付き合いが多いのも、評判が悪い理由の一つです。

山九では、付き合いというのは人脈を広げ、上司達に気に入ってもらう大切な場とされています。

そのため付き合いは半強制的となっており、付き合いは毛嫌いされることが多い現代にはあまり合っていません。

現代の価値観に合わない、付き合いの多い山九は、就活生たちからの評判が悪くなってしまっているというのが現状です。

付き合いも苦なく出来るのであれば楽しい会社ですが、せっかくの休日に付き合いに参加したくないと思う人は、山九には向いていないでしょう。

考え方が古い

冒頭にもご紹介したように、山九は創設100年という歴史のある会社です。

しかしその分、古い考え方が蔓延しているのも事実。

山九は、昭和のように「ガッツと根性で乗り切ろう!」というスポ根的な考え方をする人が多いです。

上司にそういった人が多く、しかも縦社会なので、自ずと若い人たちもガッツで乗り切ろうという考え方になってしまい、それがいまだに連鎖しています。

現代は生産性を上げ、柔軟に仕事をしようという考えが広まりつつあるため、昭和の根性論を理解できない若い人だと、やばい会社だと思ってしまうでしょう。

パワハラの訴えが多い

山九はパワハラの訴えが多く見られる企業ですが、それにも理由があります。

体育会系のため上下関係が厳しく、上司としては愛のムチでも、部下にとってはただのパワハラと受け取られてしまうことも多々あります。

昨今パワハラに対しては非常に厳しくなっていますが、古風な考えの企業のため、パワハラ認定される行為が多くなってしまっているのが実情です。

古風な考えで縦社会という前提のもと、上司からの愛のムチも受け止められる人でないと、山九で続けていくことは難しいかもしれません。

山九の就職難易度

港湾

山九の社風が合う・合わないがあることが分かっていただけたと思います。

「自分は大丈夫!」と思えたのであれば、就職難易度をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください!

なお、他の物流企業の難易度も知りたいのであれば、こちらの記事もオススメです。

では本題に入りましょう!

就職難易度は?

山九の就職難易度としては、A〜Fで評価した時、Bの難易度です。

悪い評価が流れていても、100年生き残ってきた大企業ですので、まだまだ人気で、決して簡単に内定が取れる企業とは言えません。

ただし、あなたが体育会系かそうでないかによって、大きく難易度は変わってきます。

高校・大学で体育会系のクラブに所属していたのであれば、面接でも有利になり、選考通過の可能性が高くなるでしょう。

学歴フィルターはない

山九に学歴フィルターはなく、あらゆる大学から採用をしています。

そのためあなたがどのような大学に通っていても、ES・面接対策がしっかりできていれば内定の可能性は大いにあり得ます。

先述のように、学歴よりも体育会系である事の方が有利に働くため、学業よりもスポーツを頑張ってきたという人は狙い目かもしれません。

採用人数

採用人数は年によって少し変動をしますが、毎年大体50〜100人程度を採用しています。

採用人数の多さでいうと、物流業界内でも5本の指に入るくらいの多さです。

採用の男女比でいうと、男性の内定者の方が多いですが、最近は女性の社会進出に対応すべく、女性内定者も増えてきています。

しかし男社会が根強く残っており、体力仕事ということもあるため、男性内定者の割合の方がまだまだ多いのが実情です。

まとめ

山九株式会社の実情と就職難易度はいかがだったでしょうか。

長く続く大企業なだけあって、決して内定を取ることは簡単ではないでしょう。

しかし体育会系の方なら、内定確率は上がりますし、入社後出世の確率も高まります!

自分が体育会系な社風に合うかどうかを考えて、選考を受けるようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!